1.杭州2022アジア大会「TEAM JAPAN」サポート
味の素㈱は公益財団法人日本オリンピック委員会(以下JOC)が設置する「JOC G-Road Station」に協力し、「TEAM JAPAN」へアミノ酸の力を活用した和軽食の提供を行いました。
「JOC G-Road Station」とは、「金メダルに向かうための道の駅」という意味で、JOCが設置した栄養をサポートする施設です。
大会期間中、ビクトリープロジェクト®が協力し、選手たちに和軽食を明るくおいしく食べてもらうことで体と心の健康を補い、コンディションを整えることに活用してもらっています。
「JOC G-Road Station」はリオ2016オリンピックから始まり、平昌2018冬季オリンピック、東京2020オリンピック、北京2022冬季オリンピックに続き、今回で5大会目となります。アジア競技大会では初の取り組みとなりました。
(1)大会期間中の「JOC G-Road Station」でのサポート内容
「JOC G-Road Station」では、TEAM JAPANの選手たちに和軽食を提供することで、大会現地で良好なコンディションを維持してもらい、試合前後の栄養面を補強してもらうことが目的です。
TEAM JAPANの選手たちは、大会期間中、滞在先の選手村のダイニングで日々食事を摂りながら、練習や試合に励んでいます。日本以外からも多くの国の選手が宿泊する選手村のダイニングはブッフェ式で、中国料理をはじめとした多彩なジャンルの料理を提供しています。しかし、海外生活が長引くと、現地の食事が体に合わなかったり、慣れ親しんだ日本の味が恋しくなる選手が増えてきます。
そこで、ビクトリープロジェクト®は、
選手たちにベストコンディションで試合に臨んでもらえるよう、選手たちが食べ慣れた和軽食をうま味たっぷりの当社製品を活用して提供しました。
また、和軽食を提供するスペースに加えて、いつでもアミノ酸や補食を摂取できるサポートブースや、コーヒーが飲める休憩スペースも設置。選手たちがリラックスできる空間を作ることで、
『カラダと心』の両方に栄養がいきわたるよう、アプローチしました。
杭州2022アジア大会「JOC G-Road Station」の模様(写真)
(2)選手のリアルな声
海外で食べるだしやスープ類はいつも以上に美味しく感じるようで、選手たちからは「んー!美味い!」「おだし、最高です!」と喜びの声が聞こえてきました。
味の素グループの製品はアミノサイエンス®の力で選手たちのコンディショニングを助けました。
今回のサポートでは、延べ10,000人の選手たちに利用してもらいました。
また「JOC G-Road Station」を活用してくれた選手たちにアンケートを取ったところ、98%が「役に立った」と答えてくれました。5段階評価では、評価平均4.9を獲得。
(3)ビクトリープロジェクト®メンバーのもう一つの役割
「JOC G-Road Station」では、いつもビクトリープロジェクト®メンバーが明るく選手たちをお出迎えします。毎朝「おはよう!」からはじまり、選手たちが試合に向かう前には「行ってらっしゃい!」練習後・試合後に来てくれた選手たちからは「ただいま~!」、ビクトリープロジェクト®メンバーからは「おかえり!」の声が聞こえてきます。
メダルを獲得した選手たちが、報告に来てくれると、ビクトリープロジェクト®メンバー一同一緒になって大喜び。どんなときでも選手たちと心は一つ!なビクトリープロジェクト®メンバー。
選手たちのカラダに加え、心のサポートも行ったからこその関係性を築くことが出来ました。
2.杭州2022アジアパラ競技大会日本代表選手団サポート
杭州2022アジア大会に続き、杭州2022アジアパラ競技大会も「ビクトリープロジェクト®」が日本代表選手団の栄養サポートを実施しました。
ビクトリープロジェクト®は、オリンピック選手のサポートから始まったプロジェクトですが、2015年には日本障がい者スポーツ協会(現・日本パラスポーツ協会JPSA)とオフィシャルパートナー契約を結び、現在では日本パラリンピック委員会(JPC)のオフィシャルスポンサーとしてパラリンピック選手へのサポートも実施しています。
(1)大会期間中のサポート内容
杭州2022アジアパラ競技大会でも、杭州2022アジア大会と同じく、サポートブースを立ち上げました。
出国前、選手たちと一緒に写真撮影。約1,620㎏の提供製品を杭州へ運びました。ビクトリープロジェクト®も選手たちと同じ熱意で、サポートに臨みます。
サポートブースでは、「アミノバイタル®」や、「鍋キューブ®」、「クノール®カップスープ」などを提供。大会期間中の食事環境に悩む選手たちを、当社製品が支援。たくさんの選手たちが活用してくれていました。
(2)「だし湯会」の実施
サポートの中でも特に盛り上がったのが
「ほんだし®」で作った"だし湯"の提供です。
日本パラリンピック委員会(JPC)の代表者会議にて、ビクトリープロジェクト®は日本代表選手団に向けて「"うま味"を活用した"おいしく食べる"の実践」を説明。準備した"だし湯"を持って、皆で乾杯をしました。 かけ声は「うま味でかんぱーい!!」
中華料理を中心とした選手村の食事は日本食と比べ油を多く使用している為、食欲低下し体重が減ってしまう選手もいましたが、ほんだし®︎で作った
"だし湯"を飲んでもらうことで、食欲のスイッチをオンしてもらいました。
選手たちは、練習前・練習後・食事前など、いろんなタイミングでだし湯を飲んでくれていました。車いすバスケットボールの鳥海選手からは「ほんだし®︎で作った"だし湯"うまい!」のお言葉を頂きました。
3.杭州2022アジア大会・杭州2022アジアパラ競技大会 サポートを終えて
今回、杭州2022アジア大会・杭州2022アジアパラ競技大会では連日のメダルラッシュとなりました。ビクトリープロジェクト®のメンバーも、選手たちから嬉しい結果を聞くたびに、サポートへのモチベーションが上がっていきました。
今回のサポートを通して、私たちは、アミノサイエンス®の幅広い可能性を感じました。
ビクトリープロジェクト®の活動は今年で20年を迎えました。選手たちと共に歩んできた歴史の中で、サポートの内容も日々進化しています。ビクトリープロジェクト®は、これからも商品やサービスを通じてアスリートのお手伝いをし、より快適でおいしい毎日のために新たな挑戦を続けてまいります。
パリ2024大会でのサポートにも乞うご期待!