皆さんは、「減量」をしたことがありますか?
スポーツをしている方の中には、競技によって体重別などがあり、減量をしなければならない機会もあるのではないでしょうか。
急激な減量は、パフォーマンスの低下だけでなく、心身の健康を損なう恐れもあります。
計画的に、また、「体組成」や減量に必要な栄養素、料理方法などの実践ポイントを正しく理解し、おいしく食べて、減量を成功させましょう!!
【目次】
1.「減量」=「体重が減る」ではない
2.「脂質」を抑え、「糖質」は運動量に合わせて調整!「たんぱく質」は積極的に摂取
3.「ビタミン」・「ミネラル」も欠かさずに
4.アスリートの減量におすすめのレシピ紹介
1.「減量」=「体重が減る」ではない
みなさんがもし「1kg減量」するとしたら、どのようにしますか?
おそらく多くの人が、食事の量や回数を少なくするのではないでしょうか。
たしかに、エネルギーの摂取量が消費量を下回っていれば、体重は落ちていきます。
ではそれで体重が1kg落ちたとして、減量が成功したと言えるでしょうか?
答えは「NO」です。
いうまでもなく、アスリートの減量は、「筋肉」ではなく「体脂肪」を落とすことが必要です。
そのため、まずは
体重・体脂肪率を測り、自分の体組成を把握することが大切です。
減量は目標を定め、計画的に取り組んでいきましょう!
<参考>体組成の詳細はこちらから
2.「脂質」を抑え、「糖質」は運動量に合わせて調整!「たんぱく質」は積極的に摂取
減量は
【エネルギー摂取量<エネルギー消費量】の状態にする必要があります。
エネルギー摂取量を減らすために、まずは
「脂質」を抑えましょう。
近年、糖質制限が流行っていますが、エネルギー源となる糖質が不足した状態で運動をすると、筋肉のたんぱく質を分解してエネルギーを生み出そうとします。
その結果、筋肉量が落ち、パフォーマンスの低下につながります。
「糖質」は極端な制限は避け、運動量に合わせて調整しましょう。
一方、
「たんぱく質」は筋肉の材料となるため、
積極的に摂っていくことが重要です。
肉類は脂身の多い部分を避けたり、調理法では、揚げ物や炒め物よりも煮物や蒸し物を選択することで、脂質を抑えながらたんぱく質を摂ることができます。
3.「ビタミン」・「ミネラル」も欠かさずに
減量中は食事量を抑えることで、コンディショニングに重要な
「ビタミン」や
「ミネラル」が不足しがちです。
また、体脂肪をエネルギーに変えていく(燃やしていく)ためにはビタミンが必要になるため、ビタミンが不足すると減量がうまくいかなくなってしまいます。
ビタミン・ミネラルが不足しないように、野菜・きのこ・海藻を積極的にとりましょう!
4.アスリートの減量におすすめのレシピ紹介
たんぱく質は筋肉の材料となるため、積極的に摂ることが大切ですね!
使用する部位や、調理方法を工夫することで、脂質を抑えながらたんぱく質を摂ることができます。
管理栄養士が厳選した、レシピをご紹介しますので、ぜひ作ってみてください♪
脂質を抑えて、たんぱく質を摂れる「主食」「主菜」レシピ
詳しいレシピはメニュー名をクリック♪
▶鶏むね肉のしっとり蒸し鶏
▶豚と根菜の甘酢煮
▶さばとキャベツのトマト煮
▶野菜とさわらのピリ辛レンジ蒸し
ビタミン・ミネラルを摂れる「副菜」「汁物」レシピ
詳しいレシピは、メニュー名をクリック♪
▶モロヘイヤのおろしあえ
▶モロヘイヤのかき玉汁
▶ブロッコリーとコーンのミルクスープ
ビタミン・ミネラルを摂れる「デザート」レシピ
詳しいレシピはメニュー名をクリック♪
▶抹茶寒天
▶にんじん寒天 オレンジ添え
▶簡単ヘルシーいちごジャム
【監修】
味の素㈱「勝ち飯®」契約管理栄養士:柴田隆一さん
・北京2008オリンピック競泳日本代表
・現役時代は「ビクトリープロジェクト®」が栄養サポート
・現役引退後、管理栄養士として活躍
・味の素㈱「勝ち飯®」教室の講師
☞詳しくはこちら:
shibata-ryuichi of plumin home
▼あなたが気になる、他の目的もこちらで▼