2021.5.20
皆さんは、減量をしたことがありますか?
スポーツをしている方の中には、競技によっては体重別などがあり、減量をしなければならないこともあるのではないでしょうか。
急激な減量は、パフォーマンスの低下だけでなく、心身の健康を損なう恐れがあります。
計画的に、また、「体組成」や減量に必要な栄養素、料理方法などの実践ポイントを正しく理解し、おいしく食べて、減量を成功させましょう!!
【目次】
1.「減量」=「体重が減る」ではない!
2.「脂質」を抑え、「糖質」は運動量に合わせて調整!「たんぱく質」は積極的に摂取!
3.「ビタミン」・「ミネラル」も欠かさずに!
4.おすすめのレシピ紹介‼
1.「減量」=「体重が減る」ではない!
みなさんがもし「1kg減量」するとしたら、どのようにしますか?
おそらく多くの人が、食事の量や回数を少なくするのではないでしょうか。
たしかに、エネルギーの摂取量が消費量を下回っていれば、体重は落ちていきます。
ではそれで体重が1kg落ちたとして、減量が成功したと言えるでしょうか?
答えは「NO」です。
いうまでもなく、アスリートの減量は、筋肉ではなく体脂肪を落とすことが必要です。そのため、まずは体重・体脂肪率を測り、自分の体組成を把握することが大切です。
減量は目標を定め、計画的に取り組んでいきましょう。
<参考>体組成の詳細はこちらから
2.「脂質」を抑え、「糖質」は運動量に合わせて調整!「たんぱく質」は積極的に摂取!
減量は【エネルギー摂取量<エネルギー消費量】の状態にする必要があります。
エネルギー摂取量を減らすために、まずは「脂質」を抑えましょう。
近年、糖質制限が流行っていますが、エネルギー源となる糖質が不足した状態で運動をすると、筋肉のたんぱく質を分解してエネルギーを生み出そうとします。
その結果、筋肉量が落ち、パフォーマンスの低下につながります。「糖質」は極端な制限は避け、運動量に合わせて調整しましょう。
一方、「たんぱく質」は筋肉の材料となるため、積極的に摂っていくことが重要です。
肉類は脂身の多い部分を避けたり、調理法では、揚げ物や炒め物よりも煮物や蒸し物を選択することで、脂質を抑えながらたんぱく質を摂ることができます。
3.「ビタミン」・「ミネラル」も欠かさずに!
減量中は食事量を抑えることで、コンディショニングに重要な「ビタミン」や「ミネラル」が不足しがちです。
また、体脂肪をエネルギーに変えていく(燃やしていく)ためにはビタミンが必要になるため、ビタミンが不足すると減量がうまくいかなくなってしまいます。
ビタミン・ミネラルが不足しないように、野菜・きのこ・海藻を積極的にとりましょう!
4. おすすめのレシピ紹介‼
たんぱく質は筋肉の材料となるため、積極的に摂ることが大切ですね!
使用する部位や、調理方法を工夫することで、脂質を抑えながらたんぱく質を摂ることができます。
管理栄養士が厳選した、レシピをご紹介しますので、ぜひ作ってみてください♪
【脂質を抑えて、たんぱく質を摂れる「主食」「主菜」レシピ】
詳しいレシピはメニュー名をクリックして、チェック♪
▶鶏むね肉のしっとり蒸し鶏
▶豚と根菜の甘酢煮
▶さばとキャベツのトマト煮
▶野菜とさわらのピリ辛レンジ蒸し
【ビタミン・ミネラルを摂れる「副菜」「汁物」レシピ】
詳しいレシピは、メニュー名をクリックしてチェック♪
▶モロヘイヤのおろしあえ
▶モロヘイヤのかき玉汁
▶ブロッコリーとコーンのミルクスープ
【ビタミン・ミネラルを摂れる「デザート」レシピ】
詳しいレシピはメニュー名をクリックしてチェック♪
▶抹茶寒天
▶にんじん寒天 オレンジ添え
▶簡単ヘルシーいちごジャム
☞詳しくはこちら:plumin shibata-ryuichi of plumin home